北海道 鉄道無職旅 2日目
2007年 12月 22日
12月17日 月曜日
2日目の朝は同宿の親父の突然の訪問とともに明けたが、二度寝したのでこれは昨日のこととして忘れます。
気を取り直して、ここから2日目が始まります。
朝は、ホームに到着する始発電車が目覚まし時計です。
ロマンティックですよ、非常に。
例の親父はその始発列車でいなくなってしまったので、朝食は一人で落ち着いて食べられました。
宿の主人に、夜中起こされた話をすると、「なんか変わった人でしたもんねー」と驚きと同情のお言葉。
朝飯を食べ終え、乗車予定の列車が来るまでの間は、いろいろと写真撮影。
ホームと逆側から見た、比羅夫駅舎。
やがて私が乗る列車が雪煙りをあげながら近づいてきます。
遠くからゆっくり来るローカル線を見るのはたまらんもんですな。
宿のご主人に見送られながら、鈍行列車へと乗り込み、本日の目的地である日本最北端の街、稚内を目指します。
1時間半ほどで終点小樽へと到着。
ここから札幌までは写真の「快速エアポート」に乗り換え、約30分。
車窓の風景も田舎から急に都会へと変わっていきます。
そしてここからは、特急スーパーカムイ13号に乗り換え、旭川へ向かいます。
この列車は6両編成でその内の1両だけが指定席。車両も指定席だけは自由席と違っていて、一つの座席ごとに、コンセントプラグが付いているなどビジネス仕様。
なかなか快適でした。
札幌を出発し、市街地を抜けしばらくすると、車窓から見えるのは完全な雪景色。
一面真っ白です。
北海道に行くと、どこの店でも売っているお茶がこの「うらら」。
他の普通のペットボトルのお茶よりも20円くらい安く、ニセコ山系水を使用したものとして愛飲されている。
私も旅行中に3本くらいは飲みました。
やがて1時間半ほどで旭川へと到着。
次の乗り換えまでは1時間ほどあるので、旭川の街で昼飯を食べることに。
旭川といえばラーメン。
といってもどこのラーメン屋が美味しいかも知らないので、適当に街をぶらつきながら探す。
旭川のメインストリート。
雪はチラつく程度で天気は良かったが、さすがに内陸は大都市といえども雪深い。
元祖という文字にひかれ、「ラーメン一蔵」に入店。
ネギがたっぷりとのった一蔵しょうゆ味を注文。
一蔵 しょうゆ味 ★☆
まあ普通でしたね。
晴れていてもすぐに曇り、急に雪がひどくなったりする。
関東でいえば山の天気と同じ。
写真は、急に曇り始めた旭川駅。
旭川駅より特急サロベツへと乗り込む。
札幌始発の列車なので、旭川より乗車時には既に7割くらいの乗車率。
稚内へ向かう特急は1日3本しかないので、ある程度混むのは仕方がない。
旭川から稚内までは特急で4時間。さすがに長い。
途中から暗くなり始め、車窓が見えなくなってくると、さすがの私も寝ざるをえない。
途中、名寄でまあまあ人が降りましたが、このあたりはひどい時には-30℃の世界なので、乗降者の防寒着も気合いが入っている。
北海道は廃線ファンの聖地でもある。
国鉄からJRに代わり現在に至る約20年間で、本当に数多くの路線が廃止となり、現在でもまだ廃線が続いている。
北海道の今の路線数は大正時代とほぼ同じくらいらしい。鉄道旅行がどんどんしにくい状況になっているのは悲しいかぎり。
この旭川から稚内へ向かう宗谷本線の途中にも、昔は数多くの路線が枝分かれしていた。
名寄駅には、名寄と深川を結ぶ名深線と、名寄と湧別を結ぶ名寄本線。
音威子府駅には、音威子府と南稚内を結ぶ天北線。
それぞれの駅で停車したときに、何とかその名残を探してみたが、降雪と夜の暗さもあって、結局車窓からは見つけることができなかった。
そして6時頃、ようやく稚内駅に到着。
もう夜になっているということと、最北の街に来たという気分の相乗効果のせいか、寒さが尋常ではなく感じられる。
余計な道草をする余裕もなく、本日の宿「ホテル美雪」に到着。(写真は朝に撮ったもの)
ユースホステルに泊まろうと思ったのですが、残念ながら冬季休業だったため、今回の旅行では唯一のビジネスホテル。
駅から徒歩4分で、1泊朝食付きで5千円。
値段の割には、建物も新しくきれいだし、従業員の方たちも非常に感じがよく、満足いく宿でしたね。
夕飯はせっかくだから寿司でも行くかと思い、近隣を歩き見つけた鮨屋へ入店。
またまた客は私ひとり。
店の主人と話しながら、思いがけず、鮨屋の一人カウンターデビューを飾りました。味は正直いまいちだったかも。
このような寂しい飲食店街を歩き、鮨屋で飲んだ熱燗の余韻のあるうちにホテルへと戻っていくのでした。
本日の記録 合計11,530円
比羅夫駅 7:44発函館本線
小樽駅 9:16着
9:34発エアポート100号
札幌駅 10:06着
10:30発スーパーカムイ13号
旭川駅 11:50着
14:12発特急サロベツ
稚内駅 18:11着
2日目の朝は同宿の親父の突然の訪問とともに明けたが、二度寝したのでこれは昨日のこととして忘れます。
気を取り直して、ここから2日目が始まります。
朝は、ホームに到着する始発電車が目覚まし時計です。
ロマンティックですよ、非常に。
例の親父はその始発列車でいなくなってしまったので、朝食は一人で落ち着いて食べられました。
宿の主人に、夜中起こされた話をすると、「なんか変わった人でしたもんねー」と驚きと同情のお言葉。
朝飯を食べ終え、乗車予定の列車が来るまでの間は、いろいろと写真撮影。
ホームと逆側から見た、比羅夫駅舎。
やがて私が乗る列車が雪煙りをあげながら近づいてきます。
遠くからゆっくり来るローカル線を見るのはたまらんもんですな。
宿のご主人に見送られながら、鈍行列車へと乗り込み、本日の目的地である日本最北端の街、稚内を目指します。
1時間半ほどで終点小樽へと到着。
ここから札幌までは写真の「快速エアポート」に乗り換え、約30分。
車窓の風景も田舎から急に都会へと変わっていきます。
そしてここからは、特急スーパーカムイ13号に乗り換え、旭川へ向かいます。
この列車は6両編成でその内の1両だけが指定席。車両も指定席だけは自由席と違っていて、一つの座席ごとに、コンセントプラグが付いているなどビジネス仕様。
なかなか快適でした。
札幌を出発し、市街地を抜けしばらくすると、車窓から見えるのは完全な雪景色。
一面真っ白です。
北海道に行くと、どこの店でも売っているお茶がこの「うらら」。
他の普通のペットボトルのお茶よりも20円くらい安く、ニセコ山系水を使用したものとして愛飲されている。
私も旅行中に3本くらいは飲みました。
やがて1時間半ほどで旭川へと到着。
次の乗り換えまでは1時間ほどあるので、旭川の街で昼飯を食べることに。
旭川といえばラーメン。
といってもどこのラーメン屋が美味しいかも知らないので、適当に街をぶらつきながら探す。
旭川のメインストリート。
雪はチラつく程度で天気は良かったが、さすがに内陸は大都市といえども雪深い。
元祖という文字にひかれ、「ラーメン一蔵」に入店。
ネギがたっぷりとのった一蔵しょうゆ味を注文。
一蔵 しょうゆ味 ★☆
まあ普通でしたね。
晴れていてもすぐに曇り、急に雪がひどくなったりする。
関東でいえば山の天気と同じ。
写真は、急に曇り始めた旭川駅。
旭川駅より特急サロベツへと乗り込む。
札幌始発の列車なので、旭川より乗車時には既に7割くらいの乗車率。
稚内へ向かう特急は1日3本しかないので、ある程度混むのは仕方がない。
旭川から稚内までは特急で4時間。さすがに長い。
途中から暗くなり始め、車窓が見えなくなってくると、さすがの私も寝ざるをえない。
途中、名寄でまあまあ人が降りましたが、このあたりはひどい時には-30℃の世界なので、乗降者の防寒着も気合いが入っている。
北海道は廃線ファンの聖地でもある。
国鉄からJRに代わり現在に至る約20年間で、本当に数多くの路線が廃止となり、現在でもまだ廃線が続いている。
北海道の今の路線数は大正時代とほぼ同じくらいらしい。鉄道旅行がどんどんしにくい状況になっているのは悲しいかぎり。
この旭川から稚内へ向かう宗谷本線の途中にも、昔は数多くの路線が枝分かれしていた。
名寄駅には、名寄と深川を結ぶ名深線と、名寄と湧別を結ぶ名寄本線。
音威子府駅には、音威子府と南稚内を結ぶ天北線。
それぞれの駅で停車したときに、何とかその名残を探してみたが、降雪と夜の暗さもあって、結局車窓からは見つけることができなかった。
そして6時頃、ようやく稚内駅に到着。
もう夜になっているということと、最北の街に来たという気分の相乗効果のせいか、寒さが尋常ではなく感じられる。
余計な道草をする余裕もなく、本日の宿「ホテル美雪」に到着。(写真は朝に撮ったもの)
ユースホステルに泊まろうと思ったのですが、残念ながら冬季休業だったため、今回の旅行では唯一のビジネスホテル。
駅から徒歩4分で、1泊朝食付きで5千円。
値段の割には、建物も新しくきれいだし、従業員の方たちも非常に感じがよく、満足いく宿でしたね。
夕飯はせっかくだから寿司でも行くかと思い、近隣を歩き見つけた鮨屋へ入店。
またまた客は私ひとり。
店の主人と話しながら、思いがけず、鮨屋の一人カウンターデビューを飾りました。味は正直いまいちだったかも。
このような寂しい飲食店街を歩き、鮨屋で飲んだ熱燗の余韻のあるうちにホテルへと戻っていくのでした。
本日の記録 合計11,530円
比羅夫駅 7:44発函館本線
小樽駅 9:16着
9:34発エアポート100号
札幌駅 10:06着
10:30発スーパーカムイ13号
旭川駅 11:50着
14:12発特急サロベツ
稚内駅 18:11着
by nihonbashi-kyoto
| 2007-12-22 11:14
| 旅